「おうち起業するにはどうしたら良いの?」
「自分の好きなこと得意なことで起業したいけど、本当にできる?」
「私に何ができるかわからない」
「失敗したらどうしよう」
おうち起業してみたいけれど、初めの一歩がなかなか踏み出せずにいませんか?
新しいことにチャレンジする時、誰しも最初はそう思います。
ですが、起業すること自体はとても簡単で、ポイントを抑えればしっかり稼ぐことが出来ます。
そして、おうち起業によって理想のライフスタイルを実現することも可能なのです!
今回は、おうち起業初心者に向けて、起業までの具体的な方法や失敗しないためのポイントをわかりやすくお伝えします。
これから起業したいと思っている方はは、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
おうち起業とは
自宅(おうち)で新しくビジネスを始めることを言います。家事や子育てと両立しながら働きやすいため、女性に人気の起業の形です。
趣味の延長線上で起業される方もいますが、多くは「収入を得るため」に起業します。
簡単おうち起業7ステップ
ここでは、おうち起業するまでの流れを7つに分けて解説します。
【ステップ1】おうち起業する理由をはっきりさせる
ビジネスなので、必ずしも楽しいことばかりではありません。つまずくこともあるはずです。
そんな時、起業する理由がはっきりしていれば、継続して頑張る原動力となります。
・もっと子どもと過ごす時間を大切にしながら働きたい
・もっと収入を増やして自由に使えるお金を増やしたい
・自分と同じように悩んでいる女性の力になりたい
あなたが起業する理由は?
起業して実現したいことは何か?
起業の第一歩として、まずここを考えてみてください。
【ステップ2】ゴールを決める
収入を得るために大切なことは「ゴール設定」です。
「いつまでに、毎月いくら収入を得たいのか」をはっきりさせましょう。
それによって、何で起業するか、起業形態も異なってきます。
【ステップ3】何でおうち起業するか決める
おうちで始められるビジネスはたくさんあり、アイデアとやり方次第で無限の可能性があります。
何で起業するか決めるポイントは、
あなたの「好き」「得意」「出来る」に当てはまり
それが「誰かの役に立つ」ことであった時です。
おうち起業初心者には、初期費用やランニングコストが少なく
パソコン一台とインターネットに繋がる環境さえあれば始められる、
オンラインビジネスでの起業がおすすめです。
オンラインビジネスに関しては、次項でお伝えします
【ステップ4】起業形態を決める
起業形態は大きくわけて2種類あります。個人事業主か法人設立です。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、おうち起業初心者の場合は、費用がかからず手続きが簡単な個人事業主で開業し、ビジネスが軌道にのってきたら法人設立がおすすめです。
【ステップ5】事業計画書をつくる
事業計画書とは、ビジネスの内容や今後どのように展開していくか、売上目標や支出などの数値も含めてまとめたものです。
実際、事業計画書はなくても起業はできます。
ですが、資金を外部から集める際に必要であったり、今後の見通しを立てるためにも作っておいた方が良いでしょう。
【ステップ6】必要な資金を集める
必要な資金とは、起業準備にかかる費用と、ビジネスを始めてから数ヶ月分の支出のことです。
何ヶ月分蓄えておくかは業種によって変わってきますが、売上がゼロでも生活とビジネスが続けられるように予め用意しておく必要があります。
資金を集める方法は、自分で準備するか、外部から集めるかの2パターンです。
外部から集める場合は、融資を受けたり補助金・助成金を利用する方法があります。これらの制度は頻繁に更新されますので、専門家に相談すると良いです。
【ステップ7】事業開始の手続きをする
おうち起業でおすすめする、個人事業主としての手続きについてお伝えします。
方法はとても簡単で、税務署に「開業届」を提出します。正式には、「個人事業の開業・廃業等届出書」です。
私はfreee開業というサービスを利用して書類を作成しました。
以下のページに詳しく手続きに関して記載されていますので参考にしてください。
個人事業主の開業届とは? 必要な申請書類をまとめて解説 | 経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee
ステップ7まで終わったら、後はビジネスを始めるだけです。
おすすめのおうち起業アイデア5選
おうち起業初心者におすすめする、オンラインビジネスでの起業アイデアを5つご紹介します。
①資格や得意なことを生かした講座
《仕事内容》
資格や得意なことを生かした講座を作り、オンラインで開催して受講料を得ます。さらに月額制のコミュニティを創って、会費を得ることも出来ます。
例えば、オンラインヨガ教室、オンライン子育て教室、オンライン料理教室など。
《向いている人》
・講座に生かせる資格や得意なことがある
・人に教えることが好き
・人とのコミュニケーションが好き
②SNS運用代行
《仕事内容》
個人や企業に代わって、公式のSNSアカウントを運用します。
投稿コンテンツ作成と投稿のみの場合や、データ分析や戦略まで行う場合など、依頼される業務範囲は様々です。
近年ビジネスにSNSを取り入れる個人や企業が多いため、需要は高いです。
《仕事内容》
・SNSが好き
・情報収集が好き
・コツコツした作業が好き
③動画編集
《仕事内容》
依頼主から依頼を受けて、動画投稿サイト用に動画を編集します。
近年ビジネスに動画を取り入れている個人や企業が増えているため、需要が高まっています。
《仕事内容》
・動画が好き
・細かい作業が得意
・コツコツした作業が好き
④Webデザイナー
《仕事内容》
ホームページやランディングページ(商品やサービスを詳しく説明するページ)、名刺、Web広告バナーなどの各種デザインを制作します。
《向いている人》
・絵を描いたりモノ作りが好き
・細かい作業が得意
・コツコツした作業が好き
⑤事務代行
《仕事内容》
企業や個人の細かい事務作業を代行して行います。資料作成やメール対応、ブログ運営など、仕事内容が幅広くまとめられませんが、依頼主の困りごとをサポートするイメージです。
《向いている人》
・事務作業が苦痛ではない
・サポート役が好き
・臨機応変な対応ができる
おうち起業のメリット・デメリット
おうち起業は素敵な働き方ですが、メリットだけではなくデメリットもあります。
実際におうち起業している私が感じる、メリット・デメリットをまとめました。
メリット
パソコンを持ち歩けば好きな場所で仕事ができる
今多くの場所でWifiに繋げられますし、携帯のテザリング機能を使えば、ほとんどの場所で仕事ができます。旅行していても、途中のカフェで打ち合わせをしたり、宿泊先で仕事ができます。
好きな時間に仕事ができる
打ち合わせ等、相手がいる仕事は時間が決まっていますが、それ以外は自分で自由に調整ができます。就業時間に縛られない生活はストレスがなくて良いです。家事の合間に仕事したり、子どもが急な体調不良で家にいてもすぐ対応できます。子育て中の女性には特にメリットが大きいと感じます。
コストが少なく始められる
自宅(おうち)以外を事務所や店舗とする場合、家賃や光熱費といったランニングコストが余計にかかりますが、自宅ではかかりません。逆に事業に使っている割合を計算して、経費とすることができます。
女性の様々なライフステージに対応できる
女性は結婚・妊娠出産・子育てといった出来事があり、ライフステージが変わると仕事にも大きく影響します。会社勤めの場合、キャリアを諦めなければいけないことも多いのではないでしょうか。しかし、おうち起業の場合は自分で仕事内容も時間も調整できます。家庭も子育ても仕事も諦めずに、理想のライフスタイル実現が可能です。
デメリット
仕事とプライベートのメリハリがなくなる
おうちで仕事するため、だらだらしてしまう可能性があります。ですが、時間管理はすべて自分次第。仕事しやすい空間を自宅に作り出しましょう。
家族の理解が必要
近年女性起業家は増えていますが、まだまだその考えは一般的ではありません。大切な家族には、起業したい理由や目標をしっかり伝え、理解してもらってから始めた方が良いです。
安定的な収入が見込めない
おうち起業では、頑張った分収入が増える可能性がある反面、やらなければ収入ゼロの可能性もあります。安定的な収入を得るためには、しっかりポイントを抑えてコツコツ努力する必要があります。
失敗しないためにやっておきたい3つのポイント
「おうち起業して失敗したらどうしよう」と不安に思ってしまいますね。
この3つのポイントは、ビジネスで上手くいっている人が必ずやっていることです。
ぜひ参考にしてください。
①ビジネスの勉強をする
ビジネスの知識があるかないかで、おうち起業がうまくいくかどうかが決まります。何の業種をするかによりますが、最低限Webマーケティングについては学ぶことをおすすめします。
Webマーケティングとは「Webサービスを利用して商品やサービスが売れ続ける仕組みをつくること」を言います。
あなたが起業する業種でお客様が求めているものは何か、商品やサービスはどう作るか、どうやって知らせて購入してもらうか、などビジネスをする上でとても重要な部分です。
おすすめの勉強方法は、Webサイトや専門書を読む、人から学ぶことです。
②早めに人に相談する
何かに困ったりつまずいたりしたら、まずは自分で調べると思いますが、それでもわからなければ早めに人に相談することをおすすめします。
初めての起業なので、わからないことがあって当然です。ですが、長い間放っておくと、とりかえしのつかない失敗になってしまいます。
今は無料で経営相談ができる創業支援機関が色々ありますので、ぜひ利用してみてくださいね
【無料で相談できる創業支援機関】
よろず支援拠点
新たに事業を始めるみなさまへ創業支援|日本政策金融公庫
③起業家・経営仲間の人脈を広げる
一緒に頑張る仲間をつくることは、ビジネスを継続するためのモチベーション維持にとても大切です。また、信頼関係が構築できた人には気軽に相談しやすいという利点もあります。
やはり普通に生活していると周りに起業家や経営者は少ないです。なので、積極的に関われる機会をつくってみましょう。無料のオンラインサロンに参加してみたり、今はSNS上でも様々なグループがあります。月額費はかかりますが、経営者コミュニティに所属するのも手です。
まとめ
今回はおうち起業初心者に向けて、起業までの具体的な方法や失敗しないためのポイントをお伝えさせていただきました。
女性のおうち起業は今とても注目されている働き方です。
コロナ禍や働き方改革の影響もありますが、女性がもっと自由に力を発揮して生きていい時代になってきたと考えます。
会社に縛られることなく、自分で働く内容、時間、場所、付き合う人を選択しながら、収入を得て生活していける。
仕事があるから…と好きなことを犠牲にしなくて済むようになる。
様々なライフステージを生きる女性にとって、
おうち起業は多くの可能性がある素敵な働き方で、理想のライフスタイルを叶えるための手段です。
あなたの「好き」「得意」「できる」を生かして、おうち起業への第一歩をぜひ踏み出してみてくださいね。応援しています!